「シナモンハウス」に暮らす４匹の猫たちを紹介します。

▶︎小鉄
（２００３年８月〜）♂　長男
白靴下のトラ猫

○みんなが甘えるお兄さん猫○
まだ片手に乗るころに町工場で拾われる。母猫に捨てられた様子。
この家に来た初めての猫。愛想が良い。
後に続く猫たちの幼い時期は、良い母親（父親）として体を寄せ合い、無い乳を吸われていた。
去勢手術の影響か病院をすこぶる嫌うが、頻繁に尿結石になったり、
ストレスに弱いため、どの猫よりも病院のお世話になることが多い。
また、外に興味があるためよく脱走して怪我をして帰ってくることもしばしば。
最近は大人になって落ち着いている。

▶︎福
（２００５年８月〜）♀　長女
牛のような黒白ブチ 

○気の強い姫君○
小鉄と同様に拾われた。
小さい時に大変な便秘に悩まされたり、原因不明の危篤に陥ったり、
目が濁ってしまったりと、大きな病にかかることが多かった。
一度は家族全員が死を覚悟したほど・・・。
そのせいか、わがままな猫に育ってしまった。
体は細く小さい。小食。
人の目をじっと覗き込むくせのある小さくて可愛らしい猫だが、声は低いダミ声で、ときおり唸って人間を脅す・・・。

▶︎ろく
（２００７年８月〜）♂　次男
首元が少し白い黒猫

○ビビリの巨大猫○
一番体が大きく、力が強い迫力のある猫。
親戚の家の近くの下水溝で保護された猫。
一人だけアンダーコートが濃く、いつも暑そう。
力が強くなりすぎていて、遊んでいるつもりで他の猫を追い詰めている節がある。
小鉄の髭をむしり取ったりしていたこともあるが、悪気はなさそう・・・。
力の加減ができない様子で不憫。
性格は一番のビビリで、知らない人が来たりすると、目をまん丸に見開いて
逃げていく。

▶︎みーこ
（２０１４年２月〜）♀　
小さな老猫・トラ柄

○誰より強いおばあちゃん○
長い間外で暮らしていた猫。
妙に人に懐いていて、外での生活に一刻でも早く抜け出したい様子だった。
シナモンハウス引越しついでに家猫として引き取ることになったが、
やはり元外猫のため、気性が荒い。
人でも猫でも気にくわないとすぐに猫パンチを繰り出す。噛まれることもある。
歯の根元に病気が見つかり、何本か抜歯手術をした。腕の関節も痛めているようで、
寝る時の姿勢がいつも独特。
外で戦ってきた面影の残る、たくましいおばあさん猫。